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ほうれい線…気になる原因と対策

加齢とともに目立ちはじめるほうれい線。

どんなケアをしても改善しないと、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

なかには、若くしてほうれい線に悩まされる人もいます。

ほうれい線を少しでも防ぐためには、早めにケアを始めることが大切です。

今回は、ほうれい線の原因や対策法、今日からはじめたい美容法についてご紹介します。

 

■ほうれい線の特徴

ほうれい線とは、小鼻から口の両側を通ってあごまで伸びるシワのことです。笑ったときにほうれい線が入りますが、笑うこと自体は原因ではありません。30代以降から気になりはじめ、加齢とともに深くなっていくことが特徴です。

■シワとの違い

ほうれい線とシワは、実はまったくの別物です。ほうれい線は骨格や筋肉などの影響で刻まれる溝のことで、20代の方にもあります。骨格の形や筋肉のつき方には個人差があるため、ほうれい線の深さも人によって異なります。

シワの正体は、肌のハリが失われてたるむことで皮膚がよれたものです。また肌のキメが乱れることで皮膚がよれる場合もあります。

顔の肌はコラーゲンやエラスチンなどのハリ成分と表情筋によって支えられています。しかし加齢や紫外線、乾燥などの影響で肌のハリが失われたり、加齢によって表情筋が減少したりすると、肌がたるんでシワができるのです。

スキンケアや紫外線対策などを早い段階から始めることで、シワが少ない肌を実現できるでしょう。

 

■原因

・コラーゲン、エラスチンの減少

コラーゲンとエラスチンは、肌の奥深くにある真皮に存在する成分です。肌のハリを保つ働きがあり、弾力のあるもちもち肌をつくっています。しかし、コラーゲンやエラスチンは、紫外線ダメージの蓄積や加齢の影響で減少したり変形したりすることも。その結果、肌のハリが失われて、ほうれい線や小じわなどの年齢サインが現れはじめるのです。

ホルモンバランスが乱れがちな40代以降は、肌のバリア機能が低下してダメージを受けやすく、できてしまったほうれい線が深く長くなってしまうことも少なくありません。

・表情筋の衰え

表情筋が衰えると、肌を支えきれなくなって皮膚がハリ不足になります。皮膚が重力に従って垂れ下がることで、しわが寄ってほうれい線が深くなることに。また、ふだん無表情になりがちな方は、年を重ねるごとに表情筋がどんどん衰えてしまいます。40代になって深いほうれい線に悩まされる前に早めのエイジング対策を始めるのが理想的です。

 

■対策

・保湿

湿肌の乾燥は、紫外線によるコラーゲンやエラスチンへのダメージを高めるため、保湿ケアを徹底することが大切です。保湿ケアを徹底すれば、ほうれい線と一緒にシワも対策できます。化粧水、美容液、乳液、クリームの順で保湿ケアをしましょう。

ヒアルロン酸やセラミド配合の化粧水や美容液で肌にうるおいを与えてから、乳液やクリームで油分を補給します。クリームは、乾燥しやすい目や口の周りにだけ使うことが大切です。ほうれい線の周辺がひどく乾燥している場合はクリームを塗りましょう。

・表情筋を鍛える

表情筋を鍛えることで、肌を支える力がアップ! 表情の変化が少ない方は、よく笑うなど表情豊かな生活を心がけましょう。また、フェイスマッサージなどのエクササイズで表情筋の衰えをカバーするのも◎。とくに40代の肌はターンオーバーが乱れがちになるため、摩擦によるダメージは厳禁。表情筋のエクササイズをする時は、マッサージクリームなどをしっかりと使いましょう。

 

 

【まとめ】

ほうれい線は、骨格や筋肉の影響で刻まれる溝です。シワとは別物ですが、乾燥や紫外線、加齢の影響で深くなることは共通しています。ほうれい線をまったくケアしない場合、実年齢よりも老けて見えるおそれがあります。日々の保湿ケアや表情筋トレーニング、マッサージなどで、ほうれい線をしっかりケアしましょう。

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